バリ島にロングステイ 全費用は夫婦2人で1ヵ月31万円 (2017年)
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「神々の島」「神秘の島」あるいは「地上の最後の楽園」と言われるインドネシア・バリ島に行ってきた。
昨年同様2017年4月から5月にかけて1ヶ月間の滞在。
基本的に節約生活なので、あっちに行ったりこっちに行ったりの旅行ではない。
旅を生活の一部ととらえているので、他の旅行記とは全く違ったものであると思う。
今回のテーマは1ヵ月ではなく更に長期滞在ができないかを探り出す旅だった。
そのためアパートを5軒ほど見て回った。
また、行く前からVISAについて調べたが、インドネシアでは長期滞在のハードルの高さを感じた。
・行ってきた期間
2017年4月19日~5月19日 (4月20日入国/5月18出国)
2015年6月、これまで35$必要だった入国ビザ手数料が免除された。
日本を含む30か国の国民に対して30日以内の観光目的で入国する場合はビザが不要とのことで、1ヵ月以内の滞在になった。
・場所と気候
以外と忘れがちなのが、バリ島は南半球(南緯8度・東経115度)だということ。
昨年訪問したのはスミニャクとウブドの2か所のみだったが、今年はサヌールが加わった。
雨季が11月から3月まで、乾季が4月から10月なので、雨季の時期をはずした。
天気には非常にめぐまれた。
今年、昼間はほとんどが晴天だったが、夜中に何回かスコールがきたようだ。
今回訪問した時期は、だいたい気温が朝夕は25℃前後で日中は31℃前後で暑かった。
スミニャク・サヌールの海岸沿いとウブドでは標高差が600mほどあるので若干ウブドの気温が低いかもしれない。
確かにテガラランの棚田で夕方お茶を飲んでいるとひんやりするくらいの風が吹いていた。
ベストシーズンは、7月から8月の2か月間で平均気温は最低が23℃前後で最高が30℃前後のようだ。
時差は1時間で日本より早く陽が上がる。
・航空機
マレーシア航空が年初に初売りキャンペーンを実施していて、その値段が29,000円という超破格の値段で出していたので飛びついた。
座席指定などで税込み35,000円/人。
ただし、成田⇔クアラルンプール⇔デンパサールと、乗継便となった。
行きの便はMH71便でNRT19:40発KUL 4:00着(飛行時間7時間20分)。
5時間の待ち時間
乗継便はMH715便でKUL 9:00発DPS 12:00着(飛行時間3時間)。
帰りの便はMH852便でDPS 19:20発KUL 22:15着(飛行時間2時間55分)。
1時間15分の待ち時間
乗継便はMH71便でNRT 23:30発KUL 7:40着(飛行時間7時間10分)。
・滞在先
ホテル、ホームステーに泊まった。
スミニャック Vansari Hotel Seminyak
サヌール Asoka Hotel & Suite
ウブド Teja Guest House & Gallery
ThreeWin Homestay
Chili Ubud Cottage
詳細は、別の記事にて紹介予定。
・食事
やはりWarungを中心に行った。
数多く通ったお店はスミニャックではZula Vegetarian、サヌールではBali Buda、Warung kecil、ウブドではWarung SopaとWarung biah biahだった。
ただ、インドネシア料理ばかり続くと日本食が恋しくなり4回ほどwarung angkasa、漁師、影武者に行った。
インド料理店も大好きなので2店行った。
お店と料理については別の記事でご紹介予定。
・インターネット状況
持って行った携帯、PCは全部で5台(昨年と同じ)。
自分 iPhon6、URBANO L01(京セラ)、 HP Pavilion x2 Detachable PC10 (2in1のNotePC) よめ iPhon6、iPhon5
今年はURBANO L01(京セラ)とiPhon5はほとんど使わなかった。
全般的にネットの速度が遅いと感じた。
昨年同様ホームステー先1軒は日本と引けをとらないと思って速度を測ったら下りが1.10Mbps(136.55KB/sec)であった。
他の宿泊先は約600Kbps(約76Kbps/sec)で日本の地元の図書館で測った15.00 Mbpsに比べたら断然追いついていない。
ただ昨年は頻繁に切れていたところがあったが、今年は改善されていた。
一方、昨年早いと感じた喫茶のできるベーカリー店は今年遅かった。 年々刻々変わるようだ。
また、ノートパソコンの充電で、昨年充電不足で使えないことがあったが、気を付けて常に電源につないでおいたおかげで今年はそういったハプニングは起きなかった。
※時々、大雨・お祭り等が原因で停電になって電気が来なくなる時があります。
・交通機関・交通手段
デンパサール空港→スミニャック、スミニャック→サヌール、サヌール→ウブド、ウブド→デンパサール空港はチャーター便を利用した。
スミニャック滞在中は、主にクラクラバスを使った。
クラクラバスは、ハワイの「ワイキキ・トロリー」と同じでJCBカードを見せるだけで無料。
昨年、JCBを持っていたのはよめだけであったが、今年は自分も準備していたので乗車代は二人とも無料。
レンタサイクルもサヌールとウブドで経験した。
サヌールでは海岸沿いで多くの人がサイクルングするのを見た。
どこまで行っても海岸線がつながり、また、平地なので走りやすい。
一方、ウブドはほとんどだらだらと続く坂道が多くサイクリングには適していないと言える。
ただ、一回上がりきるとほとんどペダルを漕ぐこともなく走れる。
ウブド中心部からテガラランの棚田に行った時はまさにこの状態。
行きは1時間ちょっとかかったが帰りは30分程で帰り着いた。
タクシーは、ウブド内であれば5万から6万ルピアで乗れる(約420円~500円)。
乗車の時に交渉が必要。
空港の往復は日本滞在中にメールで予約。
去年依頼したチャーターの方に予約。
現地の移動は、着いてからウーバーを考えていた。
ウーバーをスマホにダウンロードする等の手続きでうまくいかず、結局は最初にお願いしたチャーターの方にすべてお願いした。
ただ、帰りの日は都合がつかず別のチャーターの方にお願いした。
・通貨
1万円単位でその時の懐具合から13回マスピンで両替した。
1回当たりの両替金額は1~3万円。 両替金額はトータルで18.5万円だった。
1万円あたり1,163,000ルピアから1,210,000ルピアと約47,000ルピアの差があった。
日本円にして約400円の差。
両替のタイミングは難しい。
今回行った時期は、だんだん円安傾向で滞在後半になるほど交換レートが悪くなった。
平均レートは1万円の両替で117.5万ルピアだった(1円=117.5ルピア)。
今年もすべて一番安心できるというマスピンで両替した。
※マスピンは正規両替商で、正式名称はBMC PT. マスピンティジンラ(BMC PT.Maspintjinra)
以下が最新の為替レートおよび月次の推移です
・街の雰囲気、清潔さ、道路
昨年同様感じたのは、どの家庭(含宿泊先)も箒で庭とか歩道の掃除をしていて綺麗にしようという思いが伝わる。
また、日本と同様に清掃車が巡回していてごみ収集をしている。
暑い地域なので、ものの腐った匂いがたちこめそうだが、そういったことがない。
そして至る所にお供え物のチャナンを置いている。
お庭の置物の上とか道路とかはよく見かけた。
チャナンは至る所に置くそうで、ある宿泊先の人に聞いたらそこは50ヶ所に置くとのことだった。
※チャナン・・・ヤシの葉やバナナの葉で作ったお供え物
一方、まだまだ道路等のインフラは行き届いていない 舗道ではぽっかり穴が開いていたり、凹凸があったりして、ちゃんと行く先を見て歩かないと危ない。
・マーケット
一日中やっているところ、朝だけのところ、ウブド市場のように朝の6時頃から9時まで、果物・野菜・お菓子を、その後9時頃からお土産物屋に変わるというマーケットもある。
※ウブド市場(パサール・ウブド)・・・王宮の真ん前、ラヤ・ウブド通り(Jl.Raya Ubud)とモンキー・フォレスト通り(Jl.Monkey Forest)の交差点にある市場。
今年も昨年同様ウブド市場で果物・お菓子類を買って食べた。
果物の種類によって値段は変わるが1キロ30,000から50,000ルピアで買える。
バリ島にはマルキッサ・マンゴスチン(マンギス)・サラッ・サウォ・マンゴー・パパイヤ・ドリアン・ナンカ・ランブータン・ジャンブ等いろいろな果物がある。
今年は時期を外したらしく食べたかったマルキッサは売っていなかった。
朝市は観光客少なく本当に穴場だ。
・総費用
往復航空券・宿泊代すべてこみこみで31万円だった。
昨年より1万円オーバー。
節約旅行なのでぜいたくはしなかったが、旅行中家計簿をつけた。
出費の概要
航空券 7万円 2人分(3.5万円×2)
宿泊代 10万円 1泊平均 3,585円 最高 16,157円 最低 1,667円
食費 8万円 レストラン・スーパー・コンビニ
交通費 2万円 チャーター代・タクシー代・自宅から飛行場までの電車代等
諸費用 4万円 舞踊鑑賞・おみやげ・レンタサイクル・Laundry等
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