クレジットカード(利用付帯)の海外傷害保険を使って初めて海外の病院に行ってきた
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【経過】
2016年4月中から5月中までの1ヵ月間バリに行った時、蚊に刺されてウナコーワを塗った。
しかしあまりの痒みに耐え切れずゴールドのタイガーバームを購入。
店員に聞いたらレッドラベルよりゴールドラベルの方が効果があるとのことだった。
パッチテストをして使えば良かったのだが、とにかく痒くてすぐに塗った。
日1日と逆効果で足のすねの部分がただれるような感じになった。
本当に足が腐れるのではと最悪の事態を考えた。
徐々に悪化していき病院に行きたいが帰国まで間に合うだろうかと思った。
そのためぎりぎり帰国まで我慢して、自宅に着いた足でスーツケースも開けずそのまま病院にかけこんだ。
自宅に着いた時間が午前中でまだ病院が開いていたので助かった。
帰国してタイガーバームのパッチテストをしてみると赤く腫れ自分には合わないようだ。
2017年4月後半から5月後半にかけてまた1ヵ月のバリ訪問。
蚊にさされた時用にウナコーワを準備して、更に昨年処方してもらって使い残した塗り薬・飲み薬を持って行った。
しかし、やはり前年ほどひどくはなかったが、両足と両腕が痒くてしょうがなかった。
保冷材を持って行ったので、痒くなると患部にあてる。
この時ばかりは一時痒みが止まるのだった。
寝る時はサポーターのようにして保冷材をつけることもあった。
この時も自宅に帰ってスーツケースを置いてすぐに病院に駆け込んだ。
病名を聞くと『自家かんさせい皮膚炎』と診断された。
皮膚科の医者にまた10月から行くので塗り薬・飲み薬を必要分だけ処方できるか聞いてみると大丈夫とのことだった。
✩✩✩
妻の場合、1回目は頭痛、2回目は高熱で寝込んだ。
最初の頭痛は、ハンマーで殴られたような頭痛だという。
一番心配したのが「クモ膜下出血」だ。
病院に行くよう勧めたが、症状をいろいろネットで調べるたら『後頭神経痛』のようだから心配いらないという。
そのため病院に行かなかった。
2回目は39度の高熱を出した。
この時心配したのは『デング熱』だ。
宿の主人が薬を2種類持ってきてくれてこれを飲めという。
2日間高熱が続いた。
3日目になっても熱がひかないようだったら病院に行こうと決めていたら3日目の朝に熱が下がっていた。
【海外旅行保険はクレジットカードの利用付帯を使う】
その時まで海外旅行保険に詳しくなかった。
また、空港でも海外旅行保険を扱っているが、そういった保険には入っていなかった。
皮膚病・頭痛・高熱になっても、帰国まで我慢して病院に行かなかった。
バリに2ヶ月、インドに2ヶ月、計4か月間滞在する計画をたてた。
長期なので、もし体調を壊したら病院に行かざるを得ないので、どうやったら一番コストパフォーマンスが良いか調べた。
結論として、クレジットカードの利用付帯を使うのが一番だと思った。
ただ、一般的に3ヶ月間しか有効期間がない。
これにも裏技があるようだ。
つまり、現地で交通機関を使う・予約するという手法を使えば利用付帯になるカードがある。
これを使うやり方があるようだ。
【夫婦2人とも病院通い → 利用付帯のクレジットカードで受診】
3回目のバリ島訪問。
日本からたっぷりの薬を持ってきたので今回は大丈夫だとたかをくくっていた。
準備万端のつもりでいた。
しかしながら着いて2日目、それも約2時間サイクリングをしただけで両腕、首の部分が痒くてしょうがない。
1ヵ月分の薬しかないのでセーブしながら使用していた。
今回も保冷剤を準備していた。
前回同様、痒くなると保冷剤を患部にあてると一時的に痒みがおさまる。
特に深夜、寝る時間になると痒くなった。
更に悪いことに、手のひらに赤いぽつぽつの湿しんができた。
睡眠時間があまり取れなくなり、我慢の限界を超えたので病院に行くことにした。
楽天カード保険デスク(三井住友海上)に病院に行きたい旨のメールを入れた。
(Rakuten Card 海外旅行傷害保険)
キャッシュレスサービスを希望する場合は、事前にカード有効性の確認とカード利用明細画像の提出が必要だった。
利用付帯なので以下のことについて確認された。
①利用日
②利用内容
③利用金額
④カード番号(下四桁のみでも可)が記載されている画像
これらを送付して確認が取れると保険会社の方で病院を探してくれる。
今回は楽天カードで飛行機のチケットを購入していた。
あわせて日本からサヌールの滞在先に国際電話がかかってきた。
下記病院で受診できるという。
●病院情報●
病院名:BIMC KUTA
住所:JL BY PASS NGURAH RAI NO.100X KUTA, BALI 80361, INDONESIA
電話番号:+62-361-761-263(CLINIC, 24時間)
予約日時:11月2日(木)/午前7時30分(専門医にて受診可能)
またかかった交通費も帰国してその時のレートで請求できるという。
ウーバーで行こうと思ったが、朝が早かったのでタクシーで行くことにした。
滞在先のホームステイ先から歩いて5分くらいのところにいつもタクシーが客待ちしている。
病院に着くと受付で日本出国印のあるパスポート提示を求められる。
自分の番が来て医者がグーグルの写真を見て
「これと同じでしょ」
という。
病名は『アトピー』だという。
手にぽつぽつと赤い斑点ができ、首回りと手の二の腕部分が赤くなっている。
その日は同時通訳の看護師はいなかったが、電話で通訳してくれた。
塗り薬と7日分の飲み薬を処方してもらった。
この時ばかりは、楽天カード保険デスクに感謝いっぱいだった。
きついステロイド系の薬だったようで日に日に痒みもとれて良くなっていった。
7日たったら再度受診するようにとのことだったので行ってきた。
完治ではなかったので、再度前回と同じ薬と追加で別の塗り薬を処方してもらった。
ただ、若干の痒みが残るものの大丈夫だと思っていた。
インドに行った時に再発するのだが・・・。
✩✩✩
自分の健康は随分と良くなったが、今度は妻が39度を超える高熱を出してしまった。
バリ島生活も終盤で残り10日間を切っていた。
咳がひどく頭痛・のどの痛み・鼻水と風邪の症状もある。
またまた、病院に行くことになった。
タクシー乗り場に行くと、こちらが何も言わないうちに
「BIMC?」
と病院名で声をかけてくる。
バリ島に来て3度目、BIMCに行くことになった。
病院に行くと通訳をしてくれる看護師がいた。
これは非常に助かった。
しかしながら、1回目にもらった薬があまり効かず夜も寝つけない日が2日ほど続いた。
そして再度病院に行って別の薬をもらった。
咳込みがひどいのでそれに効く薬を処方してもらったら良くなっていった。
結局、妻の病院通いはトータルで4回になった。
3回目と4回目は午前中に行った時は一般医しかいなくて、午後に専門医がいるということで、午前と午後に行ったのだ。
同じ病院、同日2回行ったのは、これまでの経験で初めてであった。
夫婦でバリの病院BIMCに計6回行ったことになる。
今回の通院にかかる費用(診察代・薬代)は数万円になると思うが、すべてキャッシュレスで、帰国してから交通費も請求できる。
費用の面では非常に助かった。
【4ヶ月目から6ヵ月以内の期間、海外傷害保険を適用にするため、海外に出て3ヵ月後に利用付帯のクレジットカードを使う】
今回のバリ・南インド旅行は一時帰国のない4ヶ月間だ。
(2017年10月1日から2018年1月23日)
このため12月後半にインドで帰国日(1/23)の交通機関を予約した。
2回目に使ったカードは、リクルートカードだ。
リクルートカードは、日本にいる時に確認したが、現地で使った場合、その日から有効のようだ。
今回はその後別の大きな病気をしなかったので、利用付帯としては使わずに済んだ。
ただし、使い方を間違えると認めてもらえない。
旅行前と旅行に出て3ヶ月間はリクルートカードを使っては駄目。
4ヶ月以上半年以内の海外旅行に行く場合、行って3か月経過する時にリクルートカードを使う。
そうすると、残りの1~3ヵ月間(旅行に出て4~6ヶ月の期間)が有効になる。
ただ、同じ疾病の場合、半年有効の場合がある。
自分たちの場合、2018年1月にアーユルヴェーダ(ヨガ・アシュラム)の処方薬を買った。
※アーユルヴェーダ・・・インド古典医療
楽天保険カードデスクに請求して大丈夫か問い合わせしたところ、問題ないということだった。
そのため最初に使った利用付帯の保険が適用できた。
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