バリ島にロングステイ 全費用は夫婦2人で1ヵ月30万円 (2016年)
スポンサーリンク
「神々の島」あるいは「神秘の島」と言われるインドネシア・バリ島に行ってきた。
滞在期間は1ヶ月間。
南国の島というと、ハワイ・グアムがすぐに浮かぶがバリは全く視野に入ってこなかった。
サーフィンをしないというのも、もう一つの理由になるかもしれない。
これまでハワイには片手以上行ったことがあるが、バリ島は初めての訪問になった。
しかしながら、空港に降りた瞬間、何故だかわからないが瞬く間に気に入ってしまった。
帰るころには、再訪を誓ったほど。
基本的に節約生活なので、あっちに行ったりこっちに行ったりの旅行ではない。
旅を生活の一部ととらえているので、他の旅行記とは全く違ったものであると思う。
・行ってきた期間
2016年4月11日~5月11日
(4月12日入国/5月10出国)
2015年6月、これまで35$必要だった入国ビザ手数料が免除された。
日本を含む30か国の国民に対して30日以内の観光目的で入国する場合はビザが不要とのことで、1ヵ月以内の滞在になった。
このビザ免除により680万人程、観光客が増えたらしい
(2016/7/22日経朝刊ではビザ免除対象国が169ヶ国に増えたということだ)
・場所と気候
以外と忘れがちなのが、バリ島は南半球(南緯8度・東経115度)だということ。
今回バリ島で訪問したのはスミニャクとウブドの2か所のみ。
雨季が10月から3月まで、乾季が10月から3月なので、雨季の時期をはずした。
天気には非常にめぐまれた。
ほとんどが晴天だったが、3日間程30分から1時間程度のスコールにたたられた。
今回訪問した時期は、だいたい気温が朝夕は30℃前後で日中は34℃前後で暑かった。
ベストシーズンは、7月から8月の2か月間で平均気温は最低が23℃前後で最高が30℃前後のようだ。
この時期、夜間や朝方は冷え込むので薄手のセーターなどを持って行った方がいいようだ。
時差は1時間で日本より早く陽が上がる。
バリ島の形は犬の頭に似ている。
現地の方は、にわとり(頭から足)に似ていると言っているが、どちらかというとやはり犬の頭に似ているような・・・。
・航空機
マレーシア航空が年初に初売りキャンペーンを実施していて、その値段が28,000円という超破格の値段で出していたので飛びついた。
税込みで30,240円。
ただし、成田⇔クアラルンプール⇔デンパサールと、乗継便となった。
行き
MH71便・・・NRT 21:40発KUL 4:00着(飛行時間7時間20分)。
乗継便(4時間50分の待ち時間)
MH715便・・・KUL 8:50発DPS 11:50着(飛行時間3時間)。
帰り
MH852便・・・DPS 19:15発KUL 22:15着(飛行時間3時間)。
乗継便(1時間15分の待ち時間)
MH88便・・・KUL 23:30発NRT 7:40着(飛行時間7時間20分)。
・滞在先
ホテル、ホームステー・ビラといろんなところに泊まった。
スミニャック
Vansari Hotel Seminyak
ウブド
ThreeWin Homestay
Villa Kalisat
Teja Guest House & Gallery
Nani House 2
Bella House
Chili Ubud Cottage
詳細は、別の記事にて紹介。
・食事
観光地バリなので、いろんな食事ができる。
アジア料理なら地元のインドネシア・インド・中華、マレー料理それに和食となんでもある。
また、西洋人の旅行者も多いためイタリアン・フレンチも多くはないがあった。
一方、トルコ料理店は見当たらなかった。
インドネシア料理ではナシチャンプルが気に入り何回もオーダーした。
インド料理も大好きなので行ってきたが、行ったところが悪かったのか、いまいちだった。1ヵ月もいると、時々和食が恋しくなる。
和食のお店もトータルで6回通った。
お店と料理については別の記事でご紹介。
・インターネット状況
持って行った携帯、PCは全部で5台。
自分 iPhon6、URBANO L01(京セラ)、 HP Pavilion x2 Detachable PC10 (2in1のNotePC)
よめ iPhon6、iPhon5
全般的にネットの速度が遅いと感じた。
日本と同じ位と感じたのはホームステー先1軒と喫茶のできるベーカリー店1店のみ。
さすがに5台同時に使うと遅い。
そのため、遅い宿泊先では夫婦で交互に1台ずつ使用した。
また、ノートパソコンの充電では、なかなかパーセントが上がらず、何回もオンオフしたため一時期使えなかった時も。
常に充電は満タンになるように気を付けたが、それでも電力事情はなかなか難しいものを感じた。
・交通機関・交通手段
デンパサール空港→スミニャック、スミニャック→ウブド、ウブド→デンパサール空港はチャーター便を使用した。
スミニャック滞在中は、主にクラクラバスを使った。
クラクラバスは、ハワイの「ワイキキ・トロリー」と同じでJCBカードを見せるだけで無料。
よめはJCBを持っていたので乗車代は無料だった。
私だけは毎回払うことに。
タクシーは、ウブド内であれば5万から6万ルピアで乗れる(約420円~500円)。
乗車の時に交渉は必要。
チャーター
ブログで知り合いになった方にお願いした。
ご主人は日本に11年住んだことがあるバリ島出身の方で日本語がペラペラ。
奥様は日本の方。
おおまかな料金体系
・1日チャーター(約10時間) RP500.000~RP700.000
・半日チャーター RP300.000~RP350.000
・短時間チャーター RP100.000~RP200.000
・デンパサール(空港)・スミニヤック間 RP150.000
・ウブド・デンパサール(空港)間 RP300.000
・スミニヤック・ウブド間 RP300.000
※メール頂ければチャーター便紹介します
・通貨
1万円単位でその時の懐具合から6回マスピンで両替した。
1回の最高両替金額は3万円。
両替金額はトータルで17万円だった。
1万円あたり1160,000ルピアから1260,000ルピアと約100,000ルピアの差があった。
日本円にして約833円の差。
一日分位の食費になる。
両替のタイミングは難しい。
平均レートは1万円の両替で120万ルピアだった(1円=120ルピア)。
桁が多くて最初は買い物の支払い、釣銭に困惑した。
慣れるまでに2週間位かかった。
両替所は色々あり看板のレートを見るとお店によって違う。
一番安心できるというマスピンで両替した。
※マスピンは正規両替商で、正式名称はBMC PT. マスピンティジンラ(BMC PT.Maspintjinra)
現在も円高更新中で1万円出せばほぼ130万ルピアの紙幣を受け取れます(2016年8月)
・バリに住む日本の方々
2013年12月にバリに移住された方
レストラン&バッグショップを経営されている方
レストランを経営されている方
陶芸用の窯をお持ちで陶器を作っている方
多くはサンデーマーケットで知り合い、おひとりは日本食のレストランで知り合った
・観光客
日本人は驚くほど少ない印象だった。
さすがにゴールデンウイークだけはよく見かけたが、欧米人が圧倒的に多い。
レストランで、隣席した人に話しかけられた時のほとんどはヨーロッパからの方が多かった。
ドイツ・フランスなど。
日本人かなと思うと中国人だったり、韓国人だったり。
私たち夫婦は、何回か韓国人に間違えられた(笑)
・街の雰囲気、清潔さ
朝散歩をすると、どの家庭も箒で庭とか歩道の掃除をしていて綺麗にしようという思いが伝わる。
また、清掃車が巡回していて暑い地域なのでものの腐った匂いがたちこめそうだが、そういったことが全くなかった。
そして至る所にお供え物のチャナンを置いている。
お庭の置物の上とか道路とかはよく見かけた。
チャナンは至る所に置くそうだ。
道路に置いてあるチャナンは、気が付かないでいると踏んでしまったり蹴ってしまったりする。
※チャナン・・・ヤシの葉やバナナの葉で作ったお供え物
一方、まだまだ道路等のインフラは行き届いていない
舗道ではぽっかり穴が開いていたり、凹凸があったりして、ちゃんと行く先を見て歩かないと危ない。
ポケモンGOをしながらの歩きはもってのほかだ(笑)
・朝市
ホームステー先で、ウブドのマーケットで朝市をやっていると聞いた。
ウブド市場(パサール・ウブド)・・・王宮の真ん前、ラヤ・ウブド通り(Jl.Raya Ubud)とモンキー・フォレスト通り(Jl.Monkey Forest)の交差点にある市場。
朝の6時頃から9時まで、果物・野菜・お菓子を売っているという。
早速行ってみた。
ふだんはお土産物屋さんなのだが、その時間はお店が閉まっていてその店の前で所狭しとたくさんのお店が並んでいる。
香辛料、祭礼用の生活用品、はたまた鶏までトラックに積んで売っているのを見かけた。
1キロ30,000から50,000ルピアで果物が買える。
バリ島にはマルキッサ・マンゴスチン(マンギス)・サラッ・サウォ・マンゴー・パパイヤ・ドリアン・ナンカ・ランブータン・ジャンブ等いろいろな果物がある。
マルキッサはパッションフルーツの1つでとても美味しく、中がゼリー状で行くたびに買った。
9時以降は普通のお土産物屋さんに変わる。
朝市は観光客少なく穴場かもしれない。
・総費用
往復航空券・宿泊代すべてこみこみで30万円だった。
節約旅行なのでぜいたくはしなかったが、旅行中家計簿をつけた。
出費の概要
航空券 6万円 2人分
宿泊代 10万円 1泊平均 3,585円 最高 16,157円 最低 1,667円
食費 8万円 レストラン・スーパー・コンビニ
交通費 2万円 チャーター代・タクシー代・自宅から飛行場までの電車代等
諸費用 4万円 舞踊鑑賞・おみやげ・レンタサイクル・Laundry等
スポンサーリンク