南インドでヨガを体験 シヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムでの生活 その1
スポンサーリンク
トリヴァンドラムからニヤルダムはウーバーを利用して行った。
予約の時にウーバーハイヤーしか利用できなかったが、いつもとはちょっとワンランク上の車のようだ。
乗り心地がいつもより格段上(笑)
約1時間の道のりだが、坂道をどんどん登っていく感じがする。
目的地が近づくにつれダムの湖が見えてくる。
そしてシヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムの看板が見えてくる。
目的地に着いて、タクシーを降りトランクを持って階段を上って行くと守衛所がある。
守衛所を過ぎてすぐ左側の建物がシヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムの受付だった。
いきなり日本人スタッフが出迎えてくれた。
南インドにきて日本人に会う確率は非常に低かった。
1回目はフォートコーチンで。
ホテル経営していてご主人がインド人、奥様が日本人ということでわざわざ会いに行った時。
2回目は、エルナクラムのフェリー乗り場で偶然日本人男性2人と会った時のこと。
この2回だけである。
しかしながら驚いたことに丁度年末年始という時期もあって、アーユルヴェーダ・コースのメンバーとかTTCに先駆けてくる方がいて、ここ数日で30人前後の日本人になるという。
受付でアシュラム生活の規則・時間割を教えてくれた。
そして滞在費を払う。
3日分ずつ支払うえば良いようだ。
キャッシュカードも使える。
また、アシュラム内で現金は使わずほとんどプリペードカードで清算できるとのこと。
夫婦2人分の2枚(各1,000INR)を発行してもらった。
ここを出る時は残高が戻ってくる。
アシュラムでのコースを大まかに分けると
・バケーション・コース・・・ヨガ体験コース
・TTC(Teacher Training Course)・・・ヨガ講師養成コース
・アーユルベーダ・コース・・・インド古典医療を学ぶコース
の3つになる。
自分達の選んだバケーション・コースは、空きがあればいつでも参加でき3泊以上で退出できるコース。
言わばヨガの体験(初心者)コースだ。
事前に妻がメールで予約していたものだ。
スポンサーリンク
蚊帳を持たされて行った部屋はベッドが2つだけ置かれていて、トイレ・シャワーは一旦外に出て行かなければならない。
これまで快適な生活をしてきたので、これも修行である。
しかしながら、これに耐えられないと妻が受付に交渉に行き、2日目からはトイレ・シャワーが部屋の中にあるところに移ることができた。
外にあるシャワーは水しかでないが、この部屋のシャワーはお湯もでる。
エアコン付の部屋もあるようだが、アシュラムが高地に位置しているせいか必要性は感じなかった。
これらの部屋は数が少ないためなかなか空いていないようだが、運よく入れた。
最初の部屋に比べ、洗濯物を干せたり寛ぐための椅子・テーブルがあったり、しかも抜群の眺めで、以降快適な生活ができるようになった。
この部屋はKAILASHと名前が付いていた。
入口には水を供給できるところがあり入居者は全員ここに水を汲みに来る。
アシュラムの生活は、時間が厳しく決められている。
朝の5時20分起床で夜の10時30分に就寝。
※消灯10時
自分達はカルマヨガ(奉仕活動)を朝のサットサンガの前に準備することを命じられたため朝の5時起床だった。
この時期200人近い人数がいたため、その人数分のゴザを敷くのだ。
1つのゴザに6人座れるので30ちょっとのゴザを6人位で準備する。
また、歌の冊子(チャンティングブック)とか楽器(リングベル)もゴザの上に置いておく。
一日のおおまかな流れは、以下の通り。
5:20 起床
6:00~ サットサンガ
7:30~ Tea Time
8:00~ アーサナ
10:00~ Vegetarian Meals(食事)
11:00~ カルマヨガ
12:30~ コーチング
13:30~ Tea Time
14:00~ 講義
15:30~ アーサナ
18:00~ Vegetarian Meals(食事)
20:00~ サットサンガ
22:30 就寝
※サットサンガ・・・真実を知るための集い(サンスクリット語)
アーサナ・・・ヨガのポーズ
みっちりとスケジュールが組まれている。
食事は一日に2回のみ。
その代わりにといっては何だが2回のTea Timeがある。
食事は南インド定番のミールス。
おかずの種類は毎回変わるがすべてミールスというのもすごい。
下の写真はクリスマスの時のもので一番豪華だった。
Tea Timeではチャイ・紅茶が出されパイナップル・バナナ・ぶどう等の果物が出る。
これだけでは足りない人はラウンジ(Health HUT)があって、そこに行けば色々メニューがあって軽食が食べられる。
そして守衛所で手続きすれば短時間の外出もOK。
よく近くのお茶屋に行った。
そこでチャイを飲んだりバナナケーキを食べたりしてゆっくりできる。
チャイ・バナナケーキ共に10INRなので二つ合わせても20INR(36円)だ。
レッドバナナも置いてあったのでFB友の薦めで買った。
熟すとクリーミーで美味しい。
レッドバナナの値段は、普通のものより3~4倍すると聞いていたが、ここはそれほど高くなかった。
Wi-Fiでインターネットができて外部と連絡が取れる。
ただ、全員一斉につなぐことと短時間しかしかないため繋がりが悪い。
関連記事
南インドでヨガを体験 シヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムでの生活 その2
南インドでヨガを体験 シヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムでの生活 その3
アーユルヴェーダ・コースの参加者が行く南インド最南端(カンニヤークマリ『コモリン岬』)に行くオプショナル・ツアーにも参加させてもらった
スポンサーリンク