南インドでヨガを体験 シヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムでの生活 その3
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自分たちが参加している丁度同じ時期にアーユルヴェーダ・コースが実施されていた。
行った初日に2日後からコースが始まるから参加しないかと誘われた。
しかし、部屋によって料金は違うが一人10万円越と、貧乏旅行の自分たちには多額の出費になるのでお断りした。
このコースには16名の参加があった。
誘って頂いた方は、ナラーヤニ紀子さん。
日本から4人家族で参加されていて、同時通訳もされていた。
この方から
『同時通訳するからイヤホンをお貸ししますよ!』
とか
『SIVANANDA CHANT BOOKの日本語版を使いますか?』
と何から何までお世話になった。
イヤホンはたまたま持ってきていたのでお断りしたが、CHANT BOOKの日本語版は役に立った。
また、インド最南端のオプショナル・ツアーにも参加させてもらった。
世界各国から参加していること、インドの第2公用語が英語なので基本すべて英語になる。
英検2級のヒアリングでしかも高校卒業の時に取得して何十年もたっているので早口だとところどころしか理解できない(笑)
イヤホンで通訳してもらえるので非常に助かった。
✩
チャイタイムが国際交流の場。
まるでオリンピック選手村のよう。
何気に座っていてもいろんな国の人から話しかけられる。
英語に自信が無くて話しかけても大丈夫な雰囲気だ。
しゃべりたくなければ、そのオーラを出せばいい。
日本から来ている人と何人かおしゃべりした。
北海道からきている人は3ヶ月滞在するという。
「雪かきしなくていいから!」
という。
また60歳半ばでインドのリシケシで修行した後、このアシュラムのTTCを受けに来たという人もいた。
また、友人の結婚式が南インドで実施されたので3日間だけ滞在するという人。
京都から来ている人。
東京からリタイアして夫婦で来ている人。
ポールダンサーを昔やっていて、TTC(Teacher Training Course)を受講する前にバケーション・コースに参加している人。
実に様々な人が来ていた。
このアシュラムでもカルマヨガスタッフが3人いた。
常に日本人スタッフがいるとは限らないようだがいると助かる。
受付や売店で手伝っている人、アーユルヴェーダ施設の医師のお手伝いをしている人。
すべて無償で活動している。
隔絶された、この南インドという地で、しかも一定期間ボランティアで過ごすということに頭が下がる思いだ。
こういった経験をすると一生涯の心の糧になると思った。
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✩
アシュラム内にはいろんな設備がある。
・売店
・ランドリーサービス
・軽食サービス
・医療サービス
アユ―ルヴェーダのクリニックがあり、カウンセリング、施術を受けることもできる。
腕が痛いとか足が痛いというのをすぐに治してくれたと聞いた。
自分たちも薬を処方してもらった。
・厨房
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✩
アシュラムで元旦を迎えた時のこと。
外で鳥の鳴き声がうるさいと思ってベランダに出ると、その泣き声の主はリスだった。
丁度2匹いてじゃれあっているような感じだ。
何とも素晴らしい新年を迎えることができた。
リスが止まっていた木、向こう側に男性用のドミが見える
✩
参考
●スワミ シヴァナンダ(1877~1963)
1936年にシヴァナンダアシュラムを開設
シヴァーナンダ・ヨーガのアシュラムはカナダ、インド、アメリカなど全世界に9か所ある。
ヨガのみであれば東京でできる。
アーユルヴェーダ認定コースは、インド・ケララ州ニヤーダムのみ。
●ナラーヤニ紀子さん・シラール・マリオ(Mario Sirard)さんご夫婦のZentraヨガ
静岡県・焼津市
女性聖者アンマのアシュラム
アーユルヴェーダ認定コース参加者の方が行くと言っていたところ
シヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムとは関係ありませんが気になったので
コラム(Kollam)にあってトリヴァンドラム空港から120キロ、コーチン国際空港から160キロの距離
☆
アシュラム内の風景
✩
最後に費用だが、ドミトリー(1人用)とツイン(2人用)の部屋がある。
一泊あたりの費用はドミだと950INR(1,700円)、ツインだと1,420INR(2,550円)で一日生活できる。
もちろん食費込み。
12月から1月は南インドのベストシーズン。
この時期に一人で来れば、1ヶ月5万円強でヨガが学べ、インドでも一流の舞踊・音楽・武術の鑑賞できる素晴らしいところ。
夫婦で1ヵ月生活すると15万円強かかるが、日程を絞って10日間程度生活するなら5万円で済む。
※部屋によって値段が違う
たとえば、北海道から来ている方の費用。
12月から2月まで3ヶ月滞在しても15万円ほどだ。
毎日が充実して費用もかけず素晴らしい環境で生活できる。
正に海外ロングステイを実践されていると感じた。
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