南インド ケララ州の州都トリヴァンドラム(ティルヴァナンタプラム)はシヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムへ行く前後で宿泊した
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アレッピーからトリヴァンドラムまで約150Kmの道のりを車で約5時間かけて行った。
料金は4,200INRで交渉成立。
昨日同様、スリル満点のドライブ。
昼頃に出て、全く休憩なしに走りっぱなし。
運転手は水も飲まない。
あげた飴を舐める程度で疲れないのだろうか、眠くならないだろうかとこちらが心配する。
トリヴァンドラムのホテルに着いたのは、夕方の5時近かった。
昼食もとらずに走りっぱなしだったので、チェックインを済ませるとすぐに夕食にでかけた。
トリヴァンドラムはケララ州の州都だ。
早速コネマラ・マーケット(Connemara Market)にリキシャで出かけた。
バリ島を離れる時、アグン山は噴火する、2人の体調も良くないという悪運続きだったので、もうインドに行かず日本に直行して帰るつもりだった。
そのためヨガマットはバリ島のホームステイ先に寄付したのだった。
明日からシヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムで修行するために必要になった。
そのため買いなおすためのものだった。
マーケットに着くと入口は人でごったがえしていた。
選挙でもあるのか、聴衆が聞き入り、また一方ではマーケットの買い物客で混雑している。
コネマラ・マーケットは果物・野菜・肉・魚・雑貨・アクセサリーのお店が密集していて「蚤の市」のような雰囲気があってなんでも置いてある。
夫婦2人分の十分使えそうな立派なヨガマットを無事購入できた。
もちろん値切ってのことだが2つで640INR(約1,150円)だった。
また、知り合いのシェフに日本でなかなか手に入らないスパイスを買ってこようかと確認したら、それではお願いということで探しに行った。
こういったことは、インドに行く前に聞いておけばと思ったが、後の祭り。
探しに行ったスパイスは以下とおり。
①フィッシュタマリンド(コランプ)
②ブラックストーンフラワー(カルパーシ)
③唐辛子の種
早速、マーケット2箇所に出かけた。
最初にチャライ バザール(Chalai Bazaar)に出かけた。
チャライ バザールはトリバンドラム・セントラル駅南側に位置して問屋街の雰囲気があって商店が連なっている。
コネマラ・マーケットは1時間もあればとりあえず全部見て回れるが、チャライ バザールは、目的のものを探すには結構時間がかかりそうなほど面積が広い。
スパイスなどの食料品、装飾品、貴金属、日用品、金物、プラスチック製品等なんでもある。
結局、チャライ バザールでは目的のスパイスは見つからず、再度コネマラ・マーケットに行くことになった。
マラヤ―ラム語であらかじめスマホに入れて探すスパイス名を見せるがなかなか通じない。
両方ともこちらの欲しいものが言葉として伝わらず苦労したが、やっとのことで①と②は手に入れることができた。
もっと、苦労したのは③の唐辛子の種。
自生することを期待しての依頼だったのだろう。
この2つのマーケットで買うことは無く、道端とかちょっとしたお土産物屋さんで買うことができた。
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トリヴァンドラムに最初に泊まったホテルがひどかった。
Wi-Fiを使えることで予約したが、1室1コードしか割り当ててくれない。
つまり2人同時にスマホが使えないのだ。
こんなホテルは、これまで宿泊したホテルでは初めてだった。
そして、宿を出発する時タクシーを呼んでもらえないかと依頼しても自分で探すよう促される。
こんなホテルには一生泊まらないだろうと思った。
✩
トリヴァンドラムは州都だけあって大学、銀行、郵便局、諸官庁がメインストリートであるM.G.ロードに集中している。
ポーシーズ(Pothys)は、アシュラム滞在中に教えてもらったデパートだが、この州で一番大きいのではと思ったほど。
7階建てで食料品・日用品・家電なんでも揃っていて日本のデパートと変わらない。
地下には食料品があって、スパイス・スイーツ・紅茶・ハーブティー・ナッツ類・パン・ジュース等なんでもある。
南インド料理のレトルトやアーユルヴェーダのコスメもあるので、地域特有のお土産を買うにはもってこいのデパートだ。
ここではお土産にカシューナッツ・ハロワを買った。
電気売り場には電気製品以外にスマホも揃えている。
ちょうどメモリーステックが必要になったので購入した。
買い方が面白いのだが、まず売り場でレシートを発行してもらい、レジのところに行ってお金を払う。
その後、隣の受け渡し場で商品を受け取るという実に手の込んだやり方だ。
食品売り場では日本と同じようにレジで支払ったが、それ以外のフロアはすべてこのやり方のようだ。
衣料品売り場には、ケララサリーやカンチープラムサリーなどの生地やインド人男性がよく履くドーティー(dothy)も売っている。
妻は随分サリーを買うのを悩んでいたが、結局購入をためらった。
✩
アシュラムを出て2軒目のトリヴァンドラムのホテルは、部屋からの眺めを除けば、ほとんどの点で満足のいくホテルだった。
アーユルヴェーダの施設も兼ね備えていて、朝食も美味しかった。
このホテルで妻はアーユルヴェーダの石鹸を購入していた。
同じ地域(トリヴァンドラム)の中で、こうもホテルのサービスが違うものかと思った。
南インドでヨガを体験 シヴァナーンダ・ヨーガ・アシュラムでの生活 その1
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