海外旅行保険(利用付帯)を使ってマラッカの病院(マコタ メディカルセンター)に行ってきた
マレーシアに行く前、バリ・南インドに4ヵ月旅行をした時のこと。
私は、バリの紫外線にやられてアトピーになり、妻は高熱にうなされて病院に行った。
ホームステイ先からすぐのところにタクシー乗り場があって、行くたびに病院名の『BIMC?』と聞かれた。
この乗り場でトータル5回ほどタクシーを使っていたため顔を覚えられてしまったのだ。
その時のブログはこちら。
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今回、私は背中にはれものがあって、妻は手首の痛さのために病院に行った。
私の場合は、背中を見ると今にもはれものが破裂しそうだった。
少なくとも2週間マラッカに滞在することになっていたことから、何回か通う必要があっても行けそうだというのでマラッカに着いて2日目に行くことを決めた。
妻の場合は、マラッカに入る2日前に道路の段差で転び、コンクリートに手をついて手首の痛さが増したという。
そのため一緒に治療に行くことになった。
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前回同様、国際電話(コレクトコール)で楽天カード保険デスク (三井住友海上)に電話した。
病状の確認とともにキャッシュレスで受診する場合、利用付帯なのでそのことを証明する必要がある。
メールアドレスを確認され、カード利用明細画像
【① 利用日、②利用内容、③利用金額、④カード番号(下四桁のみでも可)が記載されている画像】
を貼付して返信する。
確認がとれると、今度はクアラルンプールの担当者から電話がかかってきた。
予想通りマコタ メディカルセンター(Mahkota Medical Centre)に行くように指示された。
『マラッカの病院』
で検索すると最初に出てくる病院だ。
病院に行くとき、パスポートは必ず持参するように指示される。
前回はこれを忘れて、クレジット決済した。
再診の時に、パスポートを提示するとクレジット決済を解消してくれたが、この時ばかりは焦った記憶が残っている。
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マコタ メディカルセンターは多くの医者を抱え、最先端の設備を備えた素晴らしい病院だった。
私は2日間連続の通いで、妻は1日で治療は終了した。
妻は手に痛み止めのブロック注射を打ってもらい、さらに着脱のできるギブスをするように言われ、日一日と良くなっていった。
私の場合、初日ははれものの状況確認で
「オペをするか?」
と言われたのでお願いした。
まさに、はれものがつぶれそうだったので選択の余地はなかった。
2日目、オペのために朝9時に来るよう指示された。
手術が始まったのは11時ころ。
終わって病室で待たされたが、病院から帰れるようになったのは夕方の5時に近かった。
ひとつひとつの事務手続きがとにかく遅かった。
日本だったら、午前中にオペから事務処理すべて終わって帰れたと思う。
医療技術・設備ともに素晴らしいのでお薦めできるが、事務処理だけは落第点だ。
病院に行ったのは12月28日(金)が初日で、オペを受けたのが29日(土)だった。
年末年始で診療してもらえるか心配していたが、土曜日にも患者を受け入れてくれたことには感謝以外にない。
妻の受付をしてくれた人が、
「あなたのオペをしてくれた医者は優秀な先生だから安心しなさい」
と言われると一気に不安が解消した(笑)
請求金額を確認したらRM3072(82,944円)だった。
キャッシュレスは本当に助かる。
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バリ島で診察を受けたときは、日本語通訳のできる看護婦さんがいて言葉の不自由さを感じなかった。
今回は、病状・治療内容・術後の対応などすべてが英語となったためちょっと苦労した。
医師に対しては事前に英語に翻訳して準備して行ったのでスマホで病状を記載したものを見せた。
また、音声翻訳アプリ
『ボイストラ』
を利用して、説明が難解な言葉は即座に対応できる音声翻訳機が役立った。
このアプリ、病院だけでなくいろいろなシーンで活用できると思う。
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この病院をいろいろ調べると医療ツーリズムができる病院に該当している。
観光を兼ねて、安い医療費ながらも高度な医療を受けるにはうってつけの病院かもしれない。
医療ツーリズムの記事はこちら
マコタ メディカルセンターはマレーシア・ヘルスケア・トラベル・カウンシル(MHTC)のパートナーにもなっている。
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最後に、海外旅行保険についてカードの利用付帯で非常に参考になったのは以下のサイト。
もう海外保険で損をしたくない!!『海外保険研究所』
90日以上でもカバーできる技が記載されている。
いろいろ調べまくった先にたどり着いたが、これを知って海外の病院に行くことにためらいが無くなった。
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